本日は、来年より弊社にて販売予定となる新蓄電システムの、
日本初となる試験納入が行われました。
実はこの蓄電システム、日本ではまだどこにも手に入らないモデルです。
電力会社の圧力のある日本では、
蓄電の開発が諸外国と比較し著しく遅れているのが現状ですが、
最も蓄電の技術が進んでいる韓国(韓国はヨーロッパへの蓄電技術の輸出がさかんで、
技術、システムともに日本以上に進んでいるのです。)の有名メーカーに赴き、
夏以降開発を進めておりましたが、
今回、日本初で最新の蓄電システムの試験納品をさせていただくことができました。
まさに待ちに待った瞬間でした。
この蓄電システムの素晴らしさは、インバーターにあります。
現状、日本でリリースされている家庭用蓄電システムのインバーター出力の限界が
3KVA程度であり、家全体の電力をまるごと蓄電池から使用するとなると多額なコストそして、
巨大なスペースの確保が必要になるという問題があり、
よほどお庭の広い方など設置される方が限定されているのが実情でした。
夏以降、韓国の某有名メーカーへこの問題が解決できないかを打診しつづけていたのですが、
高出力かつコンパクトサイズのインバーターの開発に成功しました。
このメーカーに打診した際に、すでに誰もが知る某ハウスメーカーからのオファーが来ていたようで、
先日こちらハウスメーカーでの採用も決定したようです。
今回は、そのハウスメーカーよりも早く、試作モデルが現場に搬入されました。
恐らく今日本で最も優れている家庭用蓄電システムになります。
今までは、家全体の電力をまかなう蓄電システムともなると、
バッテリーボックスとコントローラーボックスの2台を並列に設置する必要があり、
かなりのスペースが必要でした。今回は、コントローラー機能部の超小型化が実現したことにより、
室内設置が可能になったため、外部設置はバッテリーボックスのみとなります。
試験納入のため、今回は仮設置となります。

蓄電専用のディープサイクルバッテリーが到着。
従来のディープサイクルは容量の50%の使用が限界でした。
それ以上使用してしまうと劣化してしまうからです。
今回の蓄電専用ディープサイクルは、より使用できる容量が増えた最新設計の蓄電専用バッテリーです。

今まで見たことのないディープサイクルです。
1個で約30キロもあります。

そして、これが心臓部となるコントローラー。なんとこの小型なコントローラーで2KVA
のインバーター出力を発揮します。素晴らしいのは超小型化されたことだけではなく、
子ブレーカー単位での接続が可能となっており、部屋別での蓄電システムの制御が可能になりました。
家中まるごと蓄電される場合も、自由度の高い設計が可能になったのです。
これは革命的なことなのです。
順次3KVA、5KVAの高出力モデルもリリースされます。

スイッチを左に入れると商用電力モードに切り替わり、右に入れると蓄電モードに切り替わる
設計になっています。太陽光発電以外の風力発電、水力発電などにも対応可能な設計です。
万が一、太陽光など発電設備が止ってしまっても自動でディーゼル発電機が稼動し、
電力がノンストップで供給できるようにも拡張が可能な設計になっております。

今回は2世帯住宅のお住まいとなり、1階の親世帯のリビングで2KVA、
2階の子世帯のリビングで2KVAの計4KVAのインバーター出力で設計されています。
もちろん将来的に、インバーター出力のアップや、設計変更、蓄電池の容量アップ、
電気自動車への対応も可能となっております。
また、ディープサイクルだけではなく、リチウムイオンバッテリーにも対応できる
今現在、日本では手に入らない高性能な蓄電システムなのです。
今回、間に合わなかったのですが、蓄電残量などがひと目でわかるモニターも
設置予定です。

今回は試験設置ということもあり、、コントローラーからダイレクトにバッテリーにつなぎこみを行い、
商用電力モードと蓄電モードに切り替えた際に、どれくらいスムーズに切り替わりが行われるのか、
などを試験しました。結果はかつてみたことのない安定性を確認し、切り替わったことがわからない
程です。

現在の日本の最新モデルでは、分電盤の回路別にインバーターを接続することが可能な商品は
ないのですが、こちらの最新モデルでは、回路別にコントローラーを接続することが可能になっています。
そのため、蓄電が必要な箇所にのみの設置が可能なのです。
そして何よりもコントローラーを室外ではなく超小型化されていることで、
室内設置が可能になったということです。
このようなコントローラーは日本では残念ながらありません。

こちらが深夜電力チャージャー。
深夜電力をタイマーでセットし、深夜電力を蓄電池に自動で充電するシステムです。
このお住まいは蓄電専用で太陽光パネルを設置(1.9KW)しており、
売電目的ではなく、フル蓄電で設計しております。
そのため昼間は太陽光発電をすべて蓄電に充電される設計となっております。

この深夜電力チャージャーでもバッテリーの残量が確認できます。

太陽光パネルで発電された電力がこの接続箱に入り、
ここからバッテリーボックスへ蓄電がされます。

今後スマートハウス化が進行する上で、
蓄電システムの必要性は言うまでもないのですが、
高性能で高容量なものとなると、家庭用としては手の届かないほど高額であったり、
設置スペースの問題で断念された方が数多くいらっしゃいました。
この新蓄電システムでは、まさにこれらの問題点が一挙解決された革命的な製品であることが
本日確認できました。
今後、各メーカーがしのぎを削り蓄電システムの開発、発売が今後続きますが、
この蓄電システムのレベルに達するには2年以上かかるだろうと予測しています。
それだけ、完成度・安定性のある蓄電システムです。
私も震災後、この半年間かけて蓄電にどっぷり浸かりたくさん勉強もしてきましたが、
その甲斐がまさにあったと思っております。
しかも、この商品を提供できるのは、現在日本では某ハウスメーカーと弊社グループのみと
なっております。
正式な販売は、現在量産体制を構築中でございまして、来年度より順次モニター販売を
行なっていきますので、どうぞお楽しみに。













































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