2世帯リフォームの費用
ここ数年の傾向として、毎日現場に出ていて、
2世帯リフォームのご依頼が大変増えたという実感があります。
これには、さまざまな経済的な要因もあるのかと思います。
2世帯リフォームは2 世帯リフォームでも、さまざまなパターンがあり、
既に住宅を所有している子世帯が親世帯の住宅へ入る2世帯リフォーム。
子世帯の住まいへ、高齢になった親世帯を迎え入れるための2世帯リフォーム。
賃貸暮らしをしている子世帯が親が所有する住宅へ入るための2世帯リフォーム。
などさまざまなパターンがありますが、ここ最近、特に都心の現場で最も多いパターンが、
最後の、
賃貸暮らしをしている子世帯が親が所有する住宅へ入るための2世帯リフォームです。
ハイウィルでは、注文住宅の施工もしてきましたので、子育て世代の注文住宅も数多く
手がけてまいりましたが、ここ数年は都心に限っては絶対数としても減少してきております。
もちろん、買い控えをされる方が増えている現状もありますが、
これに変わり増えているのが2世帯リフォームなのです。
現在施工中の渋谷区の代々木の現場のケースは、かなり大掛かりな改築工事
となっており、地下1F・1F・2Fの全体改築で費用は3000万を越え る改築現場です。
建物自体も築30年を越える物件ではありますが、地下がRC造になっており、
1F・2Fが木造という構造で、当時の建物としては珍しい構造になります。
今回のケースは、もともと賃貸されていた地下部分2世帯(RC造)はスケルトンにし、
新たに、賃貸住宅としてリニューアルを予定。
1F部分に親世帯がお住まいになり、2F部分に子世帯が入居する大規模2世帯リフォーム
となっております。

30年前の建物としては珍しい構造をしております。地階部分をスケルトンにし、
すべての設備や配管も新たに新設します。
地階部分に関しては、RC造の知識が要求されます。

今回の現場は建築当時の図面は確認通知書のみでしたので、
解体してから、正確な採寸を実測し、墨出しを。
その際に、既存の躯体面の状況の判断を的確にできる管理者が必須となる工事です。
上記の写真は、賃貸スペースとなる地階の写真です。
1F、2Fは木造になります。
今回の2世帯リフォームでは、玄関は建物の形状から1つでご提案。
間口等にゆとりがあり、プランに制約を受けない場合2つにすることが多いです。
木造の2世帯リフォームは、大幅な間取り変更を伴うことが、多いので、
熟練を要します。
費用も施工方法で大幅に変わってきます。
目的やある程度具体的な優先順位を決めて、
木造改築の経験値の高い会社に相談をすることをお勧めします。
【追記】
↓渋谷区元代々木の2世帯現場が完成しました。その完成写真です。
2Fの息子様ご夫婦のリビングです。
ご夫婦のご希望で、床を無垢材で仕上げ、内壁はポイントで左官仕上げにしました。

ご夫婦世帯の寝室です。こちらもシンプルさにこだわりました。

リビングから廊下を通り、寝室へ。廊下の窓からは、ウッドデッキテラスが
見えます。

奥様が、こだわり抜いてすべての仕様を決定したシステムキッチンです。
納得いく仕様をショールームで実物を見て触って決定していただくのが、
一番満足度が高いんです。

ご主人さまが担当されたバスルームです。
こちらもショールームで、すべての仕様を実際に見て触って決定しています。

INAXサティスとPnasonicアラウーノで悩み抜いた末、アラウーノを
採用されました。

親世帯のLDK。お母様と数カ月お打ち合わせを重ね、プランと仕様を
何度も検討し、完成したリビングルームです、。

こちらはお父様の書斎です。

こちらはお母様のお部屋です。

たくさんのお客様がいらっしゃるお住まいですので、和室もこだわり抜いて
お打ち合わせを重ね、完成にいたっております。

親世帯の洗面所、バスルームです。
バスルームからは、お母様の長年の夢であった坪庭が見えます。素敵です。

パナソニックのアラウーノを若奥様と採用され、お母様は肘掛を設置。

上記現場は改装ではなく改築工事です。
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