リフォーム一戸建ての費用価格で損をしない虎の巻(その8)
創業大正8年のハイウィルでは、年間を通じ、常に順番待ちになっている工事があります。
その最も多い工事のご依頼の一つが、リフォーム一戸建ての全面工事です。
『リフォーム一戸建ての費用価格で損をしない虎の巻』では、
一戸建てリフォームを検討している皆さんに、
ご予算の中で理想としている工事をどのように実現していくか?
価格や費用をどう捉えれば良いのか?
どのような業者に依頼すべきか?についてお話します。
『リフォーム一戸建ての費用価格で損をしない虎の巻(その7)』
ここ数年の傾向として、毎日現場に出ていて、
2世帯リフォームのご依頼が大変増えたという実感があります。
これには、さまざまな経済的な要因もあるのかと思います。
大きくわけて3つのパターンに集約されます。
まず一つ目のパターンとして、
■既に住宅を所有している子世帯が親世帯の住宅へ入る2世帯リフォーム。
この場合既存の子世帯の住まいは売却、もしくは賃貸にするケースがほとんどです。
2つ目のパターンとして、
■子世帯の住まいへ、高齢になった親世帯を迎え入れるための2世帯リフォーム。
この場合も親世帯の住まいを売却もしくは賃貸に。
3つ目のパターンとして、
■賃貸暮らしをしている子世帯が親が所有する住宅へ入るための2世帯リフォーム。
などさまざまなパターンがありますが、ここ最近、特に都心の現場で最も多いパターンが、
最後の、
賃貸暮らしをしている子世帯が親が所有する住宅へ入るための2世帯リフォームです。
ハイウィルでは、注文住宅の施工もしてきましたので、子育て世代の注文住宅も数多く
手がけてまいりましたが、ここ数年は都心に限っては絶対数としても減少してきております。
もちろん、買い控えをされる方が増えている現状もありますが、
これに変わり増えているのが2世帯リフォームなのです。
2世帯リフォームを提案する際に、我々がもっとも気を使うことは何だと思いますか?
それは、親世帯と子世帯の要望を個別にお伺いすることからはじめるということです。
最終的なプランを提出する前に、まず各世帯の個別の要望が必ずあるからです。
可能なこと不可能なことを含め、まずそれぞれの理想とする住まいをお伺いすることから
はじまります。
どちらかの要望を立てると、他方の要望が通らなくなる。などということが環境の違う世帯が
一緒に住むということで必ず生まれてきますので、ある程度の要望を個別にお伺いし、
こちらでそれぞれの要望を精査し、調整をすることで全員での打ち合わせに入るようにしております。
その結果、玄関を別にするのか?ポストも分ける?個別の鍵を作る?水廻りは一緒?
などなどすべての要望を踏まえた最終プランをご提案することになるのです。
さまざまな2世帯リフォームを提案・施工して参りましたが、ご提案は大きく分けて3つのパターンに
大別することができます。
その1つ目が、階層わけをして住み分けるパターン。
これがもっとも多いです。この場合玄関を一緒にする場合と玄関を分けるパターンがあります。
2つ目が建物を縦で割り左右で住み分かれるというパターン
都心では少ないケースです。
3つ目が混合で水廻りなどを共有した上で、住み分けるパターンです。
狭小地で多いケースです。
以下は、
地下1F・1F・2Fの全体改築で費用は3000万を越える改築現場です。
建物自体も築30年を越える物件ではありますが、地下がRC造になっており、
1F・2Fが木造という構造で、当時の建物としては珍しい構造になります。
今回のケースは、もともと賃貸されていた地下部分2世帯(RC造)はスケルトンにし、
新たに、賃貸住宅としてリニューアル。
1F部分に親世帯がお住まいになり、2F部分に子世帯が入居する大規模2世帯リフォーム
となっております。

30年前の建物としては珍しい構造をしております。地階部分をスケルトンにし、
すべての設備や配管も新たに新設します。
地階部分に関しては、RC造の知識が要求されます。

今回の現場は建築当時の図面は確認通知書のみでしたので、
解体してから、正確な採寸を実測し、墨出しを。
その際に、既存の躯体面の状況の判断を的確にできる管理者が必須となる工事です。
上記の写真は、賃貸スペースとなる地階の写真です。
1F、2Fは木造になります。
今回の2世帯リフォームでは、玄関は建物の形状から1つでご提案。
間口等にゆとりがあり、プランに制約を受けない場合2つにすることが多いです。
木造の
2世帯リフォーム
は、大幅な間取り変更を伴うことが、多いので、
熟練を要します。
費用
も施工方法で大幅に変わってきます。
目的やある程度具体的な優先順位を決めて、
木造改築の経験値の高い会社に相談をすることをお勧めします。
渋谷区元代々木の2世帯リフォーム現場が完成しました。その完成写真です。
2Fの息子様ご夫婦のリビングです。
ご夫婦のご希望で、床を無垢材で仕上げ、内壁はポイントで左官仕上げにしました。

ご夫婦世帯の寝室です。こちらもシンプルさにこだわりました。

リビングから廊下を通り、寝室へ。廊下の窓からは、ウッドデッキテラスが
見えます。

奥様が、こだわり抜いてすべての仕様を決定したシステムキッチンです。
納得いく仕様をショールームで実物を見て触って決定していただくのが、
一番満足度が高いんです。

ご主人さまが担当されたバスルームです。
こちらもショールームで、すべての仕様を実際に見て触って決定しています。

INAXサティスとPnasonicアラウーノで悩み抜いた末、アラウーノを
採用されました。

親世帯のLDK。お母様と数カ月お打ち合わせを重ね、プランと仕様を
何度も検討し、完成したリビングルームです、。

こちらはお父様の書斎です。

こちらはお母様のお部屋です。

たくさんのお客様がいらっしゃるお住まいですので、和室もこだわり抜いて
お打ち合わせを重ね、完成にいたっております。

親世帯の洗面所、バスルームです。
バスルームからは、お母様の長年の夢であった坪庭が見えます。素敵です。

パナソニックのアラウーノを若奥様と採用され、お母様は肘掛を設置。

上記現場は改装ではなく改築工事です。
以下に一戸建てリフォームをする前に読んでいただきたい内容をまとめております。
木造リフォーム・改築を予定されている方は是非読んでみてください。
→ 一戸建てリフォーム費用価格の注意点①
→ 一戸建てリフォーム費用価格の注意点②
→ 一戸建てリフォーム費用価格の注意点③
→ 一戸建てリフォーム費用価格の注意点④
→ 一戸建てリフォーム費用価格の注意点⑤
創業大正8年ハイウィルの改築商品はこちら
他社が手間がかかり引き受けられない難しい改築現場に実績多数!
一戸建てリフォーム(増改築専門)のお悩み解決特設サイト