昨日、施主支給開業パックを導入された企業の社長様が弊社に来られました。
どうすれば、施主支給ビジネスで成功できるかという内容がメインテーマでしたが
社長様は
「御社は人数をかけずに徹底的に人を減らし最小のコストで最大の利益を
出すようにいっていますが、どうのように最小にすればいいんですか。」
ということをおっしゃられました。
私が経験してきた施主支給ビジネスで
まさしくそこが肝であることは間違いありません。
しかし、よく考えてみてください。
ネットビジネスのみで完全に物売り(物販)に特化するのであれば、
WEBの特性を活かし、できる限り人件費をかけずにまわすことで
販売する提供価格も安くすることが可能です。
御社が推進したいのは物販ビジネス単体ですか?
ということです。
弊社のモデルは、商品を安くたくさん全国に販売することで
相対的に仕入力をあげ、そこから生まれる工事案件を獲得することでした。
価格競争に巻き込まれても、経営上の適正利益を十分にとりながら案件を
獲得することが可能でした。
このようなモデルであれば
工事の人員を割く必要はないと思います。
弊社はたまたま2人しかリフォーム人員がいなかったのですが
昨日いらっしゃいました会社様は6人いらっしゃるということですから
工事に引き込むモデルで物販をされてはいかがでしょうか?
と提案させていただきました。
リフォーム人員を6名に仕事を供給するモデルを前提とした物販モデルを
作ればよいと思います。
会社によって工事の平均単価も異なりますが、
250万円という数字が出ておられたので、主要水廻り機器4点に絞り、
その取り換え工事を狙うモデルで計画することをお勧めしました。
水廻り4点の交換であれば、商品にもよりますが付帯工事などが入れば
300万円くらいになるのではないでしょうか?
得意なメーカーの商品を4点ピックアップしそこに集中して物販も展開する
ということです。商品数が多ければ多いほどSEO対策にはなりますが、
時間とお金がそれなりにかかりますのでまずは1メーカー1シリーズに特化して
SEO対策、SEM対策する方が、イニシャルコストはかかりません。
仕入れ面での交渉もまずは1メーカーに絞っていったほうが、成果も早いので
結果として横展開する時間も早くなるというのが、私の経験です。
ITだから、WEBだから人を減らして・・・
といった意味合いで聞こえてしまいがちですがITはあくまでツールです。
最終的にはアナログなのです。
物販は物販でもバーチャルとアナログが融合したモデルが一番強い!
というのが私の考え方です。
サービスが落ちるようであれば人は減らせません。
≪今日のお勧め本≫
↓ 株式会社武蔵野の経営は学ぶところが非常に多いです。
特に経営計画書、人事評価システムは小山社長の理念がすべて詰まった最高システムです。