住設・建材百貨店で新たな試みがスタートしました!
施主支給を利用されるお客様のご要望でも多かった
新築自体を施主支給を利用して建てて欲しいという声
にお応えして、新たなサービスを開始しました。
首都圏限定でのサービスになりますが、
反響次第で拡大も視野に入れています。
まずは自社で徹底的にマーケティングをする現場主義ですので、
何をやるにも自社で真剣取り組みます。
今回採用させていただいた住宅は、ミサワホーム創業者三澤千代治さんが
200年住宅構想を理念に掲げて設立したミサワインターナショナル社の
『HABITA』です。
きっかけは、私が三澤社長の書籍『二百年住宅を一緒に!』を読み、
感銘を受けアポなしで、ミサワインターナショナルを訪れた際、
偶然にも三澤社長がおられましたので、
私が考えていること、目指しているものをお話させていただき、
三澤社長は住まいに対する熱い思いをお話くださいました。
お話の中でも特に印象に残った言葉が
『家とは子育てをするための場だよ』という言葉でした。
私は、先代、先々代より『住まいづくりは生き方づくり』だと
教えられてきましたので共感する部分がたくさんありました。
『HABITA』では住まいとは子育てをする場であるという
コンセプトが根柢にあります。『躾』といってもよいかもしれません。
昔の日本家屋から躾という面で学んだ部分が多くあります。
そういった要素を多く取り入れられていると思いました。
特徴的なところとして、
実際に見てみると玄関が広く式台が2段になっています。
「ずいぶん広い玄関ですね?」と私がいうと、三澤社長は
「これは、来客があった際に、相手の視線よりも低いところで座って迎える
礼儀作法を横で子供に見せて教えるという場を意識して作ったものです。」
ということでした。
また、部屋という部屋で完全に分けてしまう作りではなく、
1階で親が作業をしていても2階から子供の声が聞こえるような空間づくり、
一階にいても子供がどこにいるのかわかるような間取りになっています。
例えば、1階で母親が料理をしていて子供に「ご飯だよ〜」と声をかけたときに、
2階にいる子どもたちがその声を聞いて降りてくるような、
そんなイメージで設計されています。
プライバシーを徹底的に守るような設計にあえてしていない、
というところが私の本来目指したい住まいでしたので、
本気で伝えていける住宅だと確信しました。
今、忘れかけているもの大切なものを住まいで取り戻したい
という熱い思いがあります。
この『HABITA』はそんな思いをかなえられる住まいだと感じました。
三澤社長には、その場で「ぜひ提携させていただけないですか?」
と率直に申し上げました。
三澤社長は「稲葉さんのルーツはなんですか?」
をお聞きになりましたので、
私は???と思いましたが、
母体は瓦屋で生まれたときから職人に囲まれて育ったことや
学校から帰ってくると3時のお茶の時間で、お茶出しや茶菓子などを
出すのを手伝うのが日課であったことなど、学生時代はアルバイトで
瓦の荷揚げを手伝っていたことなどなど起業するまでのすべてを
長々と説明させていただきました。
三澤社長は 「名前は『 HABITA 瓦 』としなさい。必ず売れる。」
私も本格的な瓦の住まいをもう一度建ててみたいという思いがありましたので
「その名前いただきます!」
ということでHABITA瓦で200年住宅を目指す住まいづくりに参加させていただきました。
我々のグループの施工会社、株式会社ハイウィルは注文住宅事業を
『HABITA瓦』でスタートします。
≪本日のお勧め本≫
この本を読んで『HABITA』の理念に共感し提携しました。
ある意味すごいマーケティングですよね(笑)