システムキッチンを激安格安価格で手に入れる前に知っておくこと⑫
新築やリフォームでシステムキッチンを激安格安で手に入れる前に、
最低限必要な知識をお伝えしたいと思います。
ここでは、システムキッチンの商品選びの極意をお伝えしていきたいと思います。
全国10万人以上にシステムキッチンを販売してきた経験からお話させていただきます。
システムキッチンを激安格安価格で手に入れる前に是非知識として、知っておいてください。
システムキッチンを激安格安価格で手に入れる前に知っておくこと?では
システムキッチンを激安格安価格で手に入れる前に知っておくこと?でお伝えした
「ラジエントヒーター」に続き、システムキッチンの「レンジフード」についての特徴とそれぞれのポイントを
お伝えしたいと思います。
キッチンのレンジフードの特徴は、「排気方法」「フードの形状」などでタイプが分かれます。
排気方法は主にプロペラを使った従来型の「プロペラファン」と、
最も普及してきている「シロッコファン」、
浅型レンジフードなどに使用される「ターボファン」があります。
かつては、排気量が多いプロペラファンがよく見られていましたが、
外壁に直接ファンを設置するため台風や大雨などの気象の影響を受けやすいことや、
レンジフードが大きくなる欠点がありました。
そこで開発されたのがシロッコファンやターボファンです。
ファンの構造とダクトによって外気の影響を受けずに安定した排気を行います。
フードの形状は「ブーツ型」と「フラット型」、
そして「マントル型」などがあります。
従来は深型と呼ばれるブーツ型が多かったのですが、
近年は整流板で吸い込み口の下部を覆った浅型タイプや、
薄型とよばれるフラットタイプ、オープンキッチンはマントルタイプが人気です。
整流板を設けることで吸い込み口を狭くし、吸引力を強くします。
ただし注意が必要なのは、整流板そのものは清掃が必要になるということです。
そのためサイズや形状、取り外しの可否に注意が必要です。
レンジフード選びのポイントですが、
清掃性と煙の捕集力につきます。もちろんデザインもありますが、
ここを抑えた上でのデザインです。
レンジフードは油が付きやすい部分なだけに、
最も重要なのは清掃性です。
レンジフードの内側を覆うオイルパネルに角や溝がないデザインのものが
拭き掃除に適しているといえるでしょう。
素材や表面加工は、テフロンやフッ素加工タイプが油分のこびりつきを抑えます。
今では少なくなってきていますが、
ファンを外すことが出来るかどうかの確認、フィルターの有無も確認したいところです。
また、煙の捕集力も重要なポイントです。
現在では焼肉屋でみかけるようなコンロの脇に排気口があるものなどもあります。
再度レンジフードの種類を確認します。
レンジフードには、プロペラファン、シロッコファン、ターボファンフードがあり、
形状としてブーツ型(深型)、フラット型(浅型)、フラット型(薄型)があります。
お住まいにはどのタイプが必要なのかを費用と相談して決めましょう。
さてここで同時給排気システムについて触れておきましょう。
従来のレンジフードでは、
給気と排気は別々でしたが近年給気と排気を同時に行うタイプが登場しました。
それが同時給排気タイプです。
空気は圧量が高いところから低いところに向かうため、
吸気による正圧と、排気による負圧のバランスをとることで換気効率が良くなります。
高気密の住宅に向いています。
※レンジフードの清掃性の確認しましょう。
まずファンやフィルターといった部材が取り外し可能かどうかがあげられます。
費用を若干かけるだけで取り外し可能な商品を選べますので、かなり清掃が楽になります。
また、フィルター洗浄が不要なタイプや、洗い流すタイプもあります。
さらに、レンジフードの内側の形状が拭きやすいかどうか、
整流板が取り外し可能かなども確認しましょう。
レンジフードの形状として、従来は当たり前にブーツ型が大半を占めていたのですが、
デザイン性の高い浅型やフラットな薄型が人気となってきています。
また近年増加しているIHクッキングヒーターの場合、
IH対応レンジフードは逆三角形の形をしたタイプが多く、
デザイン的な好みが分かれる部分です。
IH対応のレンジフードがボディの下の部分から上向きにジェット気流を噴出し、
上昇気流の弱い煙やニオイを吸い込み口まで誘導します。
是非購入前に確認をしていただきたいと思います。