一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑦屋根工事)
既存屋根の形状は2軒が連棟となっており、切妻が直角に交差し
乗越し屋根となっております。
しかし、2つの屋根の勾配は違います。
もともと住居部分であった家屋部分は3寸5分勾配でセメント瓦葺き
既存賃貸部分は2寸5分勾配の板金納めとなっておりました。
今回のケースは、
2寸5分勾配では、コロニアル瓦は葺けませんので、
ガルバリウム鋼板への変更をご提案しました。
こちらをすべて剥がし、野地板を張替え
ルーフィングを貼りガルバリウム鋼板で仕上げます。
野地板貼りの工程での写真を撮り忘れましたが。。。汗。。
ルーフィングが貼りおわったとこです。
このような下地の防水処理が最も大事になります。
ルーフィングは、屋根の流れ方向に対して横方向に施工するのが鉄則です。
平部は、横方向に200mm以上重ねておさめしっかりと雨仕舞をすることが必要です。
ガルバリウムで一番大切なのが軒先部の納め方になります。
ケラバの野地板端部まで取りつけます。
ガルバリウム鋼板をしっかりとはめ込んでいきます。
谷部分がもっとも雨漏りの原因となる箇所であるため、
最も注意を払うところになります。
弊社は大正8年創業の社寺仏閣専門の瓦葺き業者として
創業したルーツがありますが、
最近では和瓦を新たに葺き替えるお客様も少なくなってきました。
ガルバリウムを張るのは通常板金職人、
瓦を葺くのは瓦職人とテリトリーも変わってまいります。
今回施工したのは弊社の板金職人のメンバーによる施工です。
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