一戸建てスケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース (北区Y邸⑨外壁工事)
一戸建てスケルトンリフォームには
内部スケルトンリフォームと外部の壁まで解体する躯体残しの内外部スケルトンリフォーム
が方法論としてあり、ここ数年ハイウィルでは
内部スケルトンリフォームをされる方が増えております。
その人気の一戸建ての内部スケルトンリフォームでも
どこまでやるかで費用が変わってきます。
基本的に内部のみスケルトン状態になりますので、
間取り変更は自由、階段の位置、水まわりの移設などは自由となります。
では、費用が変わってくるのはどういう工事をした時に変わってくるのか?
ここを工事をしたお客様に契約前に聞かれます。
内部スケルトンリフォームは内部をすべて解体し、
内部が構造体のみになっている状態から補強等を加え
再度あらたな間取りでくみ上げていくリフォームになりますが、
下記のような工事を加えていくと費用もそれぞれ上がっていく事になります。
基礎を布基礎からベタ基礎に変更するか?
断熱材をグラスウール以外の高性能素材にするか?(セルロースファイバーなど)
外部と絡みのでてくるサッシを入れ替えるか?
耐震補強に加え、地震に備え制震ダンパー等を設置するか?
断熱や防音などを考慮し2重サッシ(インナーサッシ)を設置するか?
外壁塗装ではなく、サイディング・ガルバリウム鋼板仕様、
もしくは左官壁などにしたいか?
など内部をフルで解体したあと付加価値をどれだけつけるか
で費用の増減が決まってきます。
今回の
北区 Y様邸 は ベタ基礎へ変更、制震ダンパーの設置、
既存のサッシ(窓)の位置に新しくサッシ(窓)を全て入れ替えとなりました。
サッシ(窓)を入れ替える工程として既存窓廻りにを大きめにカッター
を入れ取り外します。その後内部工事では大工が、サッシ枠を新たに造作し、
新しいサッシ(窓)を入れます。カッターを入れ切り取った外部廻り
は左官で補修をして、その後塗装になります。
どうしても左官を塗り直して塗装をするので既存壁との段差が出て
しまいますので、下地が目立たないように極力既存の目に合わせて塗装になります。
まず
フェルトにラス網を貼ってモルタルを塗ります。
Y様邸ではサッシ入れ替えの為、外部の解体面が、かなり大きくなり
補修面積も大きくなります。
これらラス網の箇所を左官工事で下地を塗っていきます。
塗り終わったら乾くまで待ち塗装の工程となります。
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