一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース
(江戸川区S邸⑥内装工事工事編)
構造を組み直し、補強した後は、断熱、そして内装工事に入っていきます。
ボード張り工事とクロス張り工事がメインになっていきます。
システムキッチンとカップボードは先に設置します。
S様邸では対面型への変更工事となっておりましたので
システムキッチンは対面型となっております。
浴室は1階から2階への移設で、リビングから脱衣所を経由して
入るプランとなり、浴室も設置されました。
内装屋が入りクロスを貼る前のパテによる下地処理をしていきます。
S様邸は既存の窓を活かす内部スケルトンリフォームプランとなっており、
サッシはインナーサッシで断熱性を高める提案をさせていただきました。
一戸建てのスケルトンリフォームで、一番お客様が悩まれるのが、
サッシです。
サッシを変えたい。
当然誰もがそう考えます。
しかし、内部スケルトンリフォームでは当然おさまらなくなってきてしまいます。
外部との絡みが発生して、外部までのスケルトンリフォームまでは
いかなくても、すべての壁にカッターを入れて、大工が窓枠を再度設置、
そして、サッシを入れ替え、さらには外部の補修と1か所の窓で
これだけの工程が必要になります。
すべての窓をやり替えるとなると、費用も当然掛かってまいります。
ここで、建物のポイントとなる箇所だけ入れ替えるお客様もいらっしゃいますし、
もちろんご予算とのからみで、すべてを取り換えるお客様、
既存サッシを残すお客様いらっしゃいます。
S様邸では、3階建てのすべてのサッシを入れ替えるとなるとかなりの
費用がかさむこと、ガレージを部屋にしているため、
そもそもサッシを新規で入れる箇所が発生していることから
間取り上の制約のないサッシは既存を残す方針で決定。
断熱の機能は欲しいとのことで、機能重視となる
インナーサッシを提案させていただきました。
梱包をあけます。
入っている中身を確認。必要な部材をすべて確認します
実際に取り付ける場所の清掃をし汚れを徹底的に除去します。
特に窓周りは砂埃が多い場所でもあります。
設置に当たり、事前に採寸はしていますが、
再度取り付け位置のシミレーションをします。
各部材を所定の位置に仮止めしていきます。
続いて縦の枠も仮に設置していきます。
決まりがついた段階で、4方の枠をビスで固定していきます。
枠の固定が完了した段階で、サッシをいよいよ設置します。
梱包をとき、設置していきます。
2枚設置します。
最後に微調整を行いこれで1枚分の作業が完成します。
S様邸では、このインナーサッシが10枚以上設置されました。