一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース
(江戸川区S邸⑦竣工編)
江戸川区S様の2世帯一戸建てスケルトンリフォームも完成を迎えました。
ガレージとして使用していたスペースを居住スペースに改築、
お母様がお住まいになるお部屋です。
手前6畳のお部屋と奥の4.5畳にセパレートし、奥にはベッドがおけるようにと
フローリング張りの洋室4.5畳のスペースとしました。
2階にメインのキッチンがあるので、お母様のお友達のご来客の際や、
ちょっとしたお料理等が出来る様ミニキッチンを
設置しました。
奥の洋間は足の調子があまりよくないお母様がベッドをご使用とのこと
で、畳ではなく板張りにさせていただきました。
2階にあがりキッチンスペース
ガスコンロの前壁の中に、3階を背負っている抜けない柱が有り
キッチンは柱の位置に合わせての設置になりました。
キッチンはハイウィルオリジナルのトクラスのBb I型2550サイズです。
商品はすべてショールームでお客様ご自身が仕様を決定されております。
キッチンの前を通り抜けていくスペースに脱衣室とバスルームになります。
洗面化粧台はLIXIL エスタ 間口750サイズです。
ユニットバスはLIXIL キレイユ階上用 1616サイズです。
主にオプションは換気乾燥暖房器です。
家族みんなが集まるリビングは、和室が良いとご家族の皆様の
要望で、落ち着く雰囲気の和室を造りました。
サッシを変更していないので、インナーサッシも和風の商品を設置し
雰囲気を合わせています。
3階にあがり、もともと床が沈んでいたスペースです。
構造を補強、補正し、しっかりとした下地となっていますので
安心してお住まいいただけます。
ご夫婦、お子様のお部屋2部屋はそれぞれお好きな壁紙を
選んでいただきました。
S様の現場は、3階建てということで、工期も3か月以上かかっています。
サッシを入れ替えていたら4か月はかかっていたボリュームの工事でした。
2世帯のスケルトンリフォームということで、それぞれご家族のご要望
を何度も整理し、動線計画をたてプランを作成しました。
構造上での制約が当然出て参りますので、その制約を守りながら
自由にプランニングすることで安心して暮らせる住まいは成り立ちます。
何でもできるというのは大間違いで、一戸建てのスケルトンリフォーム
をする際には、1に構造、2に構造と必ず構造をしっかりと見れる工務店
へ相談が必要です。構造を見れるのは、一人で家一棟を建てられる棟梁です。
現在の新築の建物はプレカットですべてが刻まれて機械加工されておりますので
仕口や継手を手刻みする大工はほとんどいなくなっています。
しかしながら、築30年を超えるような建物は、手刻みで建てられている家が
大半になってきます。
このような建物を分解し、新たに補強する場合、プレカットというわけには
いかないわけです。
同様に加工、補強していく技能が必要不可欠になってきます。
これらに対応できる職人を組織している工務店に相談をするのがベストとなります。
一戸建て2世帯スケルトンリフォームの際に構造の傾きを補正するケース
(江戸川区S邸⑦竣工編)
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